ヘナ(天然毛染め)について
ヘナについて
インド伝承医学アーユルヴェーダ第一人者によって微妙に調合された天然100% ヘナ&ハーブ(20種類以上)
天然だからこその微妙な色合い…一人一人の個性が引き出されます。
大地からの贈りもの「ヘナ&ハーブ」
ヘナとは?
ヘナはインド、ネパール、スリランカ、パキスタン、イラン中国南部などの西南アジア、エジプト、チュニジア、アルジェリア、モロッコといった北アフリカまで、広く自生しているミソハギ科の植物です。
ヘナの葉には天然植物色素が含まれており、主成分ローソン(赤色色素)は髪の毛のタンパク質 ケラチンと相性が良いため、身体に害のない天然染料として注目されています。
インドにおいてヘナは体に良い物として大昔から使われていました。皮膚病予防、止血、吹き出物、火傷、打撲傷、防腐剤など皮膚炎等の薬材としても使われ、アーユルヴェーダ療法になくてはならないハーブです。
ヘナの効果
- 髪質改善し、髪にコシ・ハリ・艶を出し美しくします。
- 毛穴をキレイにして健康な頭皮にします。
- 頭が軽くなりスッキリします。
- 頭皮を清潔に保ち、フケや抜け毛を抑えます。
- 保湿し、紫外線から守ります。
- 睡眠が深くなります。
~ただヘナで毛染めをしているだけなのに、髪質が良くなり、頭皮が健康になり、体まで楽になります~
ヘナと毛染めの違い
本物のヘナは体に、頭皮に、髪の毛にとっても良いもので、『へナの色素成分:ローソン』と『髪のタンパク』が結合して染まります。
※髪の毛は血液・ケラチンというタンパク質で出来ています。
また、ヘナの粒子が髪のタンパクと結合し、皮膚を形成し天然のトリートメント効果を生み出します。
ヘナは天然のため、基本的にはご自分の色が出ますので調合して楽しんでください。
極端な色になる失敗はありません。
白髪はオレンジ色に染まりますので、その上にインディゴを塗って、トーンダウンさせ焦げ茶にします。
※ヘナは『天然植物の葉』ですので、黒い色には染まりません。
現在市販されているヘナの中には、色を出すためにジアミン系アゾ染料やタール色素が入っており、あの危険なカラーリング(化学入り染毛剤)と変わりがないものが多いようです。
通常、行なわれているカラーリング剤は、化学反応によって髪の色素を分解し色付けしていきます。 つまり、分解する為にオキシ(脱色剤)というダメージを引き起こす薬を使用せざるをえないのです。
- ヘアカラーの毒性
- ヘアカラーの毒性は、アレルギーや膠原病などの免疫系の疾患の引き金となる可能性や、生殖器への毒性、乳ガン細胞を増殖させる環境ホルモン様作用のあることがわかってきました。
化学染料を使うと体が「体に悪いものが入る」と判断して、毛穴が閉まってしまいます。
しかし、分子の小さい化学染料の毒素が毛穴の隙間から入ってしまうのです。 - また、毛穴がつまり、正常な毛が生えなくなり、毛が細くなったり、途中で切れたり、髪の毛の本数が減ったりします。
- 皮膚から吸収された化学物質
- 毛根にある毛乳頭というのは、直接毛細血管につながり、そこから全身にその毒素が回るのに15分とかからないそうです。
- 肝臓や腎臓にも負担になりますが、皮膚から吸収される毒に対しては、私たちの体はほとんど無防備です。皮膚から吸収されると、すぐに毛細血管から浸透して血液に入ります。
- こうして全身を巡るのに、わずか5~8分しか掛からないと言われております。そのため、口から入れるよりも、はるかに少ない量で効果を得ることが出来ます。
- 皮膚から吸収された化学物質は、10日経ってやっと10%を排泄するくらいで、90%は体のどこかに残留すると言われています。
特に、脂肪に取り込まれやすく、皮下脂肪や、乳房などに蓄積されます。 - 女性の場合、子宮にもたまりやすく、子宮内膜症や子宮筋腫などの病気になりやすいと言います。
理美容室では、いろいろな化学薬品を使います。お客さまは頭皮から、技術者は手から化学物質を取り込んでいる可能性があります。
健康より「黒い色に染めたい!」など…髪の色を重視されたい場合は、カラーリング剤で毛染めした後、ヘナパックをすることをお勧めします。
当社が取り扱っております『ヘナ』は、天然成分100%のヘナ&ハーブです。
(発売元(株)ピア・エンタープライズの)へナは、インドで品質の良いヘナが収穫されるラジェスタン州のソージャット産です。
収穫時の10月~11月になりますと、ピアエンタープライズのオーナーは現地に出向いて品質を目で確かめ、また生産してくださる現地の方々とお会いして交流を深め、信頼を築いているそうです。
ヘナ成分
パパイヤ | 筋肉痛を和らげ、化膿しているケガの治療に使われる。 |
---|---|
インディゴ | 生の葉はインドでは黒髪を濃くする為に使ったりされています。 |
ヘナ使用方法
用意するもの
- 器(ステンレス・金物以外の瀬戸物やプラスチックなど)&ヘラなどのヘナを混ぜるもの
- カレー用などの大さじスプーン(計量に)
- ハケ
- お湯(42~50℃くらい)
- ビニール手袋、タオル、あればケープ
- 汚れてもよい服
※部屋でされる場合は新聞紙やビニールシートなど下にひくもの。
準備
髪質、量、長さなど個人差がありますが、ヘナパウダーを軽くほぐし、 お湯(42~50℃)を入れ、ヨーグルト状に溶かし、30分~1時間寝かせておきます。
※ハケで塗ったときに頭皮にペタッとついて、流れないかたさに。
白髪の方はヘナでオレンジ色に染まります。その上にインディゴを塗ることでトーンダウンさせ、焦げ茶にします。
-
▼量の目安
- ショートヘアーで髪の量が少ない方 → 大さじスプーン:山盛り3~4杯くらい
- ショートヘアーで髪の量が多い方 → 大さじスプーン:山盛り4~6杯強
- ロングヘアーで髪の量が多い方 → 大さじスプーン:山盛り6~10杯
シャンプーして油汚れをとり、(リンス・トリートメントは不要)軽く水気をふき取る。
シルクシャンプーをしっかり刷り込まれるとヘナが定着しやすくなります。
※泡立つシャンプーの場合、かなり薄めて洗髪してください。
顔にヘナが染まらないよう、生え際などにクリームを塗るとよいです。
イヤーキャップもされると万全です。
染め方
ビニール手袋をはめて、頭皮に刷り込むような感じ(髪の毛をシャンプーする要領)で髪全体にヘナをまんべんなく塗りこみます。
※コームを使い、髪を小分けにして塗るときれいに仕上がります。
後頭部などの染めにくい場所は、洗面台で顔を下に向けて手袋でゴシゴシ馴染ませると楽です。
【白髪の方は…】
生え際など、白髪の部分には厚めに塗ってください。
ラップで頭全体を包み(頂点の部分はすきまを空ける)タオルを巻いて(または頭頂部分を開けたシャワーキャップをかぶる) 約1時間~2時間程リラックスしながら放置します。
その後十分にお湯ですすぎ、洗い流します。
染めた後もシルクシャンプーで洗髪していただくと、アミノ酸でヘナが定着しやすくなります。
↓白髪の方は[4]へ
タオルで水をきったあとにインディゴを髪の白髪の部分(オレンジ色の部分)にタップリ塗ります。
白髪以外の部分の色のトーンを全体的に抑えたい時は、髪全体にインディゴを塗ってください。
※インディゴの量は「準備の【量の目安】」を参照。
[2]と同じ要領で待ちます。あまり黒くしたくない方は、20~30分置いてから、洗い流してください。
※最初のうちは、1時間くらいを目処に少し長めにおいてください。
タップリの量で最初の1ケ月の間に2~3回パックすることで素適な髪色に!
※初めてヘナをご使用された後、3日後に再度「ヘナパック」をされることをお勧めします。
※ヘナは自然の植物ですが、初めて体験される方、草物かぶれなどする方は、必ずパッチテストを行ってください。