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シルクの不思議な力 | シルクアミノ酸の働き | アミノ酸の脂肪燃焼 |
シルクの効果
シルクの不思議な力
シルクは、洋の東西を問わず女性の素肌を美しく保つ素材として長く愛用されてきました。クレオパトラは、シルクの衣服を好んで着用していたと言われていますし、舞妓さんの間では「絹の布美容法」が、今でも受け継がれているそうです。
また、昔は手術のあとの縫合は、傷あとの残りにくい絹糸が使われていました。これは、シルクのタンパク質が人間の肌、筋肉等をつくる成分とほとんど同じであり、皮膚へのなじみがとてもよいことを昔の人々が経験的に知っていたためです。 そして、シルクのこの特性を美容と健康に生かせないかとさまざまな研究がなされ、その結果に大きな期待が寄せられています。
衣服品としてのイメージの強いシルクを“食べる”と言うと、驚く方が多いのも無理はありません。
シルクは十八種類の良質なアミノ酸で生成されています。このシルクアミノ酸には多くの働きがあることがわかってきました。スポーツ界では、良質の筋肉をつけるために、シルクアミノ酸を補給しながら、ランニングや水泳などの有酸素運動を行うアスリートが増えているといいます。 またファッションモデルの中には、シルクアミノ酸の脂肪を燃焼させる働きに注目し、健康的に体系を維持するためにシルクを接収している人がいるそうです。
絹・蚕・桑は漢方薬として長く重宝されてきました。そして近年、西洋医学でも絹・桑の葉に関する研究が行われています。肝機能改善・血糖値のコントロール・コレステロール値の抑制、アトピー性皮膚炎の改善・関節リウマチの緩和、痴呆症の予防など少なくない病気の治療に効果があることがわかってきました。
繭は、蚕という生命を厳しい環境から守りその中で育みます。
この「生命の源」ともいえる不思議な絹の力を、少しですがご紹介しましょう。